概念分類:恒真式(Tautology)

観測対象:リンゴ
(赤くない状態を想定中)

真偽値常に真(逃げ場なし)
思考負荷0 または 無限
提唱者コウシン・ジ・ススム
閣議決定済み

もし、リンゴが赤くなかったとするならば、それはリンゴが赤くないからに他ならないためである、ということだ。

(もし、りんごがあかくなかったとするならば、それはりんごがあかくないからにほかならないためである、ということだ)

もし、リンゴが赤くなかったとするならば、それはリンゴが赤くないからに他ならないためである、ということだ。とは、言語学および政治学における究極のトートロジー(同語反復)である。この表現は、発話内容が実質的にゼロであるにもかかわらず、構文の複雑さと断定的な語尾によって、聴衆に強烈な「納得感」または「絶望」を与えることを目的とする。

意味

「Aが非Aであるとき、その原因はAが非Aであることに起因する」という、論理的に反論不可能な真理。何も言っていないに等しいことを、さも深遠な宇宙の法則であるかのように装って発言する際に用いられる。議論が行き詰まった際や、中身のない報告書を作成する際の「時間稼ぎ」として、あるいは責任の所在を言語の迷宮に隠蔽する際の霧幕として重宝される。

由来

21世紀の政治家、コウシン・ジ・ススムが閣議決定後の記者会見で放った言葉とされる。彼は記者の質問に対し、「リンゴが赤いのは、赤いからこそリンゴとしての赤さを保っている。つまり、赤くなければ赤くないということなんだ」と続け、会場にいた記者全員の思考を10分間停止させた。この現象は後に物理学会において「脳内フリーズ現象(Cerebral Stasis)」として発表され、情報量ゼロの弾丸が精神を破壊しうる証拠となった。

用例

「進捗が遅れているのは、仕事が進んでいないからに他ならないためである、ということだ。つまり、進んでいれば、進んでいたということなんだ。」

類義語