先延ばし術:第13級
[画像:寝ている哲学者]

カレンダーを凝視して時間を止めるハメ・ハメハ三世(想像図)

分類時間的逃避、屁理屈
創始者ハメ・ハメハ三世
有効期限今日いっぱい

たとえ世界が明日終わるとしても、今日は明日ではない

(たとえせかいがあしたおわるとしても、きょうはあしたではない)

たとえ世界が明日終わるとしても、今日は明日ではないとは、人類が発明した中で最も強力な現実逃避および先延ばしプロトコルの一つである。

意味

いかに絶望的な未来が確定していようとも、現時点においては「まだ何も起きていない」という物理的事実を盾に、責任や義務を極限まで先延ばしにする態度のこと。または、屁理屈によって平穏を勝ち取ろうとする強靭な精神状態を指す。この言葉を発する際、話者の脳内では「明日」という概念が便宜的に削除される。

由来

21世紀初頭の哲学者、ハメ・ハメハ三世が、巨額の借金の返済期限を翌日に控えた際、取り立て屋に向かって言い放った言葉とされる。この論理のあまりの正論ぶりに困惑した取り立て屋がカレンダーの定義を確認しに帰った隙に、彼は南の島へと逃亡した。このことから、「無敵の先延ばし術」として広く知られるようになった。

用例

「締め切りが明日なのは分かっています。しかし、たとえ世界が明日終わるとしても、今日は明日ではないのです。だから私は今から寝ます」

類義語